CMSはホームページを紙芝居からテレビにする
ホームページをCMSにすると飛行機を宇宙船Star Trekに変えるような違いが生まれる。飛行機が動ける世界は、空気がある場所だ。宇宙船Star Trekは、宇宙まで飛行できる。活動範囲は広い。
CMSでないホームページは、情報発信ができる人を限定する。又は、サイトを制作した会社に委託せざるを得ない。
CMSで構築されたホームページは、情報発信を行う人を限定しない。ワープロができる人であれば誰でもページ作成が出来る。当然、自社の社員がサイト運営を行えるほどシステムが支援してくれる。
ある程度、ホームページでビジネスを展開してきた中小企業であればあるほど、自社ホームページを外部に委託して運営するのではなく、自分たちで運営したくなる。
しかし、
そのニーズが生まれた時にぶつかる壁がある。ホームページの作成が出来る社員がいないということだ。
そこで、専門的なホームページの知識や技術力がなくてもホームページを自分たちで運営できる仕組みを探し始める。そこで見つけるのが、CMSである。特にJoomla CMSは世界中の中小企業が使っているためユーザー層が広く、ライセンス料金もいらないオープンソースであるため安心して使える。
ホームページを専門家に委ねる情報発信のやり方は、時代にそぐわない。
CMSでないホームページが時代に対応しない理由
コンテンツマーケティングでインターネットの集客を行う時代に変わってきている。インターネットマーケティングで先行している米国では、中小企業だけでなく大企業もコンテンツマーケティングに積極的に投資をしている。
コンテンツマーケティングの魅力は、お客に見つけて頂く仕組みを作れることだ。攻めの営業よりもお客を引き付ける営業の方が、成約率が高い。
コンテンツマーケティングを実践するのに必要な物は、原則、ターゲットユーザーに対して役に立つ情報とウエブで情報発信が誰にでも簡単に発信できるCMSである。
普通のホームページは、専門家のウエブデザイナーが時間をかけて綺麗にページを仕上げていく。見た目はすごく良いのだが、ビジネスを展開する情報発信という点ではコストが掛かり、出来上がりスピードが遅い。
インターネットでお客さんは何を求めているのか?
答えは、情報である。それも、鮮度が高い最新の情報である場合が多い。ページの見栄えよりもコンテンツの量、質、鮮度である。
CMSは、サイト全体(ページを含める)のイメージを統一して表示できる。コンテンツページだけがサイトイメージテンプレートの中で展開される仕組みである。そのため、ページ毎のイメージに気を使う必要がない。システムが全て整えてくれる。
サイトオーナーは、情報の質に注意すれば良いだけだ。
CMSのサイトは、3つの点で便利である。
- ウエブの専門家である必要がない
- 複数人でいつでも、どこでも、情報発信ができる
- 今まで出来なかった機能が直ぐに使える
CMSでページ作成をする上で求められる能力はワープロが出来れることとシステム操作だ。それだけならば、殆どの社員が出来る。そのため、複数人で発信する情報を分担できる。ホームページ運営の負荷を分散できるので継続して情報発信を行える。
コンテンツマーケティングで重要なことは、継続して情報を発信することであるのでCMSを使った情報発信は的を得ている。
自社のホームページがCMSで構築されていないならば、社員がページ作成をしていないならば、時代の要求を満たすCMSにリニューアルすべきだろう。
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