コンテンツマーケティングの検証と分析について
コンテンツマーケティングの検証は、特別なやり方をして検証するのではない。通常のウエブサイトを検証すると同じやり方が基本である。
検証する項目
- ウエブサイトに誘導される訪問者数(ユニークビジター数)
- 検索サイトで使われたキーワード
- 新規訪問者数とリピーター数
- サイト離脱率
- Facebookのいいね数
- Facebookのシェア数
- コメント内容
- TwitterのRe-Tweet数
- メルマガの新規登録者数
最初から全てを気にする必要はない。これらの項目のどれか、自分で気楽に継続的にモニターしたいというものだけで始めると良い。
チェックポイントとして、ページ数を軸に上記の項目を検証する。100ページ、200ページ、300ページ、400ページ、500ページと100ページ毎に上記項目を検証する。
効果が出てくれば、上記の項目で数字となって現れるからだ。
何を分析するのか?
コンテンツマーケティングの価値は、コンテンツの質(ターゲットユーザーが求める情報)と情報の量にある。
多くのコンテンツマーケティングを実践する企業は、自社のブランディング効果を目的にしている場合が多い。広告宣伝でブランディングする費用を削減したいというニーズがあるからだ。その次に売上に結びつく見込み客集めである。
この2つを目的にするならば、アクセスしてくるユーザー数の増減とソーシャルメディアによる拡散数に注目し、お問合せやメルマガ登録に誘導し、コンタクトが取れるようにする必要がある。
この目的に沿うようなコンテンツ作り、ページ数、情報発信頻度、ページタイトルのキーワード設定、ソーシャルメディアへの登録入り口位置など分析する。
コンテンツマーケティングの検証と分析は、試行錯誤の連続であり、時間がかかる。2、3ヶ月実践して効果が見られないという判断は止めたほうが良い。コンテンツマーケティングに即効性を求めるならば、あなたには向いていない。
多くのユーザーは、自分にとってプラスになる情報を求めて検索する。また、友人、知人に尋ねる。その情報があなたの会社のホームページにあれば、検索でヒットしたり、ソーシャルメディア経由で辿り着いたりする。
コンテンツマーケティングの効果は、ホッケースティック曲線のように現れる。底辺での草の根の活動がないと浮上しないのである。あなたが提供するコンテンツはターゲットユーザーにきっと役に立つと信じて発信し続けなければならない。
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