検証と分析

コンテンツマーケティングの検証と分析について

コンテンツマーケティングの検証と分析

コンテンツマーケティングの検証は、特別なやり方をして検証するのではない。通常のウエブサイトを検証すると同じやり方が基本である。

検証する項目

  1. ウエブサイトに誘導される訪問者数(ユニークビジター数)
  2. 検索サイトで使われたキーワード
  3. 新規訪問者数とリピーター数
  4. サイト離脱率
  5. Facebookのいいね数
  6. Facebookのシェア数
  7. コメント内容
  8. TwitterのRe-Tweet数
  9. メルマガの新規登録者数

最初から全てを気にする必要はない。これらの項目のどれか、自分で気楽に継続的にモニターしたいというものだけで始めると良い。

チェックポイントとして、ページ数を軸に上記の項目を検証する。100ページ、200ページ、300ページ、400ページ、500ページと100ページ毎に上記項目を検証する。

効果が出てくれば、上記の項目で数字となって現れるからだ。

何を分析するのか?

コンテンツマーケティングの価値は、コンテンツの質(ターゲットユーザーが求める情報)と情報の量にある。

多くのコンテンツマーケティングを実践する企業は、自社のブランディング効果を目的にしている場合が多い。広告宣伝でブランディングする費用を削減したいというニーズがあるからだ。その次に売上に結びつく見込み客集めである。

この2つを目的にするならば、アクセスしてくるユーザー数の増減とソーシャルメディアによる拡散数に注目し、お問合せやメルマガ登録に誘導し、コンタクトが取れるようにする必要がある。

この目的に沿うようなコンテンツ作り、ページ数、情報発信頻度、ページタイトルのキーワード設定、ソーシャルメディアへの登録入り口位置など分析する。

コンテンツマーケティングの検証と分析は、試行錯誤の連続であり、時間がかかる。2、3ヶ月実践して効果が見られないという判断は止めたほうが良い。コンテンツマーケティングに即効性を求めるならば、あなたには向いていない。

多くのユーザーは、自分にとってプラスになる情報を求めて検索する。また、友人、知人に尋ねる。その情報があなたの会社のホームページにあれば、検索でヒットしたり、ソーシャルメディア経由で辿り着いたりする。

コンテンツマーケティングの効果は、ホッケースティック曲線のように現れる。底辺での草の根の活動がないと浮上しないのである。あなたが提供するコンテンツはターゲットユーザーにきっと役に立つと信じて発信し続けなければならない。

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