Joomla管理画面のサイト>メンテナンスにあるチェックインという項目がある。これは一体何をする機能なのか?そう思う人が大勢いると思う。
このチェックイン機能は、こんな時に使われる。
まず、Joomlaの排他的機能について理解して頂きたい。複数人が同時にページ作成をすることが前提に開発されたシステムであるため、Aさんがページ作成をしている時にBさんが同じページを編集できない仕組みになっている。
Aさんが、ページ作成時にページを保存しないで画面を移動した時にJoomlaシステムは、このページはまだAさんが編集中という認識でいる。そのため、Aさん以外の人は、このページを編集できないロック状態になる。記事管理画面リストのページタイトルにはロックの鍵アイコンが表示される。
Aさんがこのページを再度開いて正式に保存手続き、または、キャンセル手続きをしない限りページはロックされたままになる。
この状態になっている記事が沢山発生すると他の管理者が記事編集作業を行なうことができなくなる。
これを解決するための機能として「チェックイン」がある。上の画像は、サイト全体でロックされている項目を解除するためのグローバルチェックインページである。
記事管理のページには、下記のようなチェックインアイコンがある。
「チェックイン」機能は、ロックされた状態をアンロックするための機能である。