Joomla 1.5 & 1.6では、管理画面にログインして15分間何も作業しない場合、自動的に管理画面からログアウトされる。管理画面のセキュリティー機能としてそのような仕組みになっている。
しかし、
15分は短すぎるという方は、基本設定でセッション有効時間を自由に設定できるので時間を延長すればよい。だが、あとどれぐらいすると自動的にログアウトされるのかがわからない。
もし、ページ編集の途中で自動ログアウトになった場合、作成途中の記事内容は失われる。これは、Joomlaの仕組みに慣れていないユーザーにとって驚きと怒りをもたらす。
Joomla 1.6では、自動的にログアウトされても編集途中の記事内容は一時保存をしなくても再度ログインすれば元に戻る仕組みに機能変更されている。それゆえ、Joomla 1.6ではこの問題は問題として目立たなくなる。
広く使用されているJoomla1.5の場合は、3つの解決案がある。
- 記事編集の途中、または、作業を一時止めるときに必ず適用ボタンを押して保存する
- セッション有効時間を30分以上に設定する
- Session Timerと呼ばれる便利ツールをインストールしてあとどれぐらい時間があるかを表示させておく
Session TimerをStatusの位置に表示させた事例:
自動ログアウトになる1分前にアラート表示を画面に出してくれる。