Joomla CMSはホームページの専門家がいない会社向き
中小企業には、ホームページの担当がいても専門家がいない場合が多い。担当者は、ホームページ制作会社の窓口、指示、確認作業などで実際にページ作成作業をしない。往々にして担当者は兼務の場合がほとんどである。
その理由は、
自社のホームページをインターネットの看板と言う認識を持っている社長さんたちが多いからである。看板に対して貴重な人材と時間を投資しない。看板を作る会社に発注、指示、監督する兼務の担当者だけいれば十分と考えがちである。
20世紀はそれでも良かった時代であったが、21世紀は、インターネットの看板だけの用途ではビジネスの競争に勝てない時代である。
ホームページという投資効果が高い自社宣伝メディアを上手く使う会社であるかどうかでインターネットでの告知宣伝と認知度で差が生まれてくる。
Joomla CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、ホームページの専門家でない担当者に専門家以上のパワーを提供する代行ツールである。
例えば、
- デザインを自動的に統一させるテンプレートでページ作成がワープロ感覚でできる
- 面倒なサーバーへのファイル転送(FTP)作業がない
- ちょっとした文字修正、メニュー修正、画像修正なども自分ですぐに出来る
- ページ作成でのコストが発生しない
- ホームページの担当者が退職・転職しても直ぐに代わりの担当者が対応できる
- イントラネットとしても活用できる(社員だけが閲覧できるメニューとページ)
- 継続的に情報発信すれば検索サイトでヒットされやすい仕組みがある
などなど、まだ書き尽くせないメリットを提供する。
営業用途に自社ホームページを使いたいと同時にコーポレートサイトとしても使いたいというニーズがあるならば、擬似マルチサイト機能を使って一つのJoomlaシステムで2つのサイトを作ることもできる。
その事例はこのサイトである。
このサイトは、Joomlaとコンテンツマーケティングの各サイトで構成されている。
トップページに冒頭に「Joomla CMSサイト構築専門サービス と コンテンツマーケティング」と書いてある。Joomla CMSサイト構築専門サービスは、Joomlaに関するサイトでコンテンツマーケティングとは別になっている。
コンテンツマーケティングをクリックするとコンテンツマーケティングのサイトに飛ぶ。
サイトイメージ、トップページメニュー、コンテンツも違う。ただ、意図的に共通する部分を残してサイトを構成している。パンくずも独立したサイトのように見せている。実際は、一つのJoomlaシステムで擬似マルチサイトを構築している。
擬似マルチサイトの数には制限がない。
もし、子会社が3社あるならば子会社のサイトを擬似マルチサイト機能を使って作成できてしまう。仮に、Joomlaでサイト構築をした場合、160万円費用が発生するとする。その費用で4サイトを作成できるとしたら、1サイト40万円で出来てしまうことになる。
4サイトの運営も一つのシステムで運営管理でき、各サイト別に担当者が独立して管理画面にログインできる。
さらに、
スマートフォン、タブレット、PCのマルチ端末に自動対応する
海外向けのサイトが必要になれば、多言語対応サイトに拡張できる機能がある。サイトの拡張性、修正、運営、利便性の面で通常のホームページにない便利さを一般担当者に提供するツールになっている。
ホームページの専門家でも出来ないことも直ぐにできてしまう。
ソーシャルメディア(FacebookやTwitterなど)と連動して作成したページを投稿したり、メニューごとに違ったサイトイメージに変えたり、スケジュールでページを公開したり、非公開にしたり、システム操作だけで瞬時にできる。
公開されているページに文言修正をしたい場合などは、そのページを見ながら直ぐに修正ができるフロントログイン機能がある。インターネットにアクセスして自社のホームページにアクセスできる環境であれば、いつでも、何処でも、自社のホームページを運営できる。
自社の人材を自社ホームページの専門家に出来る
Joomla CMSでサイト構築をすれば、担当者はシステムの操作だけを覚えれば良い。ページ作成や更新作業の操作は、搭載しているEditorの使い方を覚えるだけで終わるので社内に複数のホームページ担当者を置くことができる。
難しいことは、全てシステムが代行してくれる。
一つだけご理解いただきたいことがある。
Joomla CMSは万能ではないということである。当然、出来ることと出来ないことがある。出来る範囲であれば、システムの操作を覚えるだけで済む。Joomlaを導入するだけで今までの時間の浪費と待ち時間を格段に少なくできる。さらに、ページ作成で発生する費用もゼロになる。
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