Joomlaは標準で会員向けサイト機能が付いているが限度がある
Joomlaは、ログインすることでユーザーを限定したサイトメニューやコンテンツページを表示する仕組みを標準で提供する。
ただ、
SNSの様な個人ページは作成しない。あくまでもログインしないと見えないメニューやコンテンツページの範囲での会員向け機能である。
Joomla 2.5や3.0では、特定ユーザーやユーザーグループ向けにカスタマイズすることが出来るアクセス制限機能が追加されているのでこの機能を使うことでユーザーアクセスを特別扱いに設定できる。
よく間違えられる、または、期待しすぎる点は、
特定アプリケーション用の個人ユーザー管理用途にJoomlaの会員向け機能が使えると思い込んでいる人達がいる。Joomlaが提供する機能は、汎用用途に限定されるので特定用途に会員向け機能を求めるならば、スクラッチから設計仕様を作ってシステムを開発したほうが望む会員向け機能があるサイトが出来上がる。
特定会員グループによるコミュニティサイトとしてJoomlaを活用するならば、SNSのような感じにできるJoomsocial(デモサイト)という有償ライセンスエクステンションを導入したら良いだろう。Joomla.orgのコミュニティでも採用されているので確かなものである。
Joomlaの会員向け機能は、閲覧制限という視点だけで機能を考えてほしい。それ以上の機能やカスタマイズを求める場合は、期待はずれだろう。CMSは汎用用途の範囲で開発されているからである。
主な機能として
- 表サイトでログイン、ユーザー登録、パスワードを忘れましたか、ユーザー名を忘れましたかなどの取得
- ユーザー自身で登録、承認完了させる機能
- ユーザー自信で登録、サイト管理者が承認する機能
- サイト管理者が登録、承認する機能
- ユーザー、ユーザーグループ別にアクセス制限する機能
- 登録ページでのスパム防止機能(Recaphcha)
- オプションプロファイル項目(固定でカスタマイズは出来ない)の追加機能
細かなユーザー設定は、ユーザー管理画面に有るオプションで出来る。
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