Joomlaサイト構築者

Joomlaのキャッシュ(cache)

Joomlaは、Cache機能なしでサイト運営をすると一般的に応答スピードが遅く感じる。

ただ、

お使いのサーバーのパワーが強力であると問題ないほど軽く感じる。問題は、安い共有レンタル・サーバーでJoomlaを動かそうとすると酷く遅くなるという事実だ。

そこでJoomlaは、サイト全体の応答スピードをできるだけ速くするCache(キャッシュ)機能を備えている。

Joomlaが標準で提供するCache(キャッシュ)機能

グローバル設定にあるCache機能

上記にある画像を参照して頂きたい。コンサバティブとプログレッシヴのキャッシュ設定がある。その違いは、個人的には余り体感できない。ただ、私はコンサバティブなキャッシュ設定を行なっている。

どうも、私のサーバーではプログレッシヴ設定にすると遅い感じがするからだ。理由は分からない。使っているサーバー環境によってお好み設定をすることをお勧めする。

コンサバティブCacheは、MODULEに有るCache機能をコントロールすることが出来る。特定のモジュールはCacheをON、OFFにできる点が良い。

ページを頻繁に更新する場合などは、コンサバティブCacheを使うほうが良い。

一方でページ更新が少ないサイトは、プログレッシブCacheを使うと良いとされる。モジュールレベルのCacheはコントロールできなくなる。全ての部分でCacheが自動的にONになる。

GZIP機能

グローバル設定のシステムタブにある。GZIP圧縮は、ページに多くの文字記述があるサイトに効果的である。

テンプレート側での圧縮機能

使っているテンプレートによってCSSやJavascriptを圧縮して効率の良い運用にしてくれる機能を提供しているものがある。それがある場合は、それを適用する。

第三者によるエクステンション

Joomla.orgにあるCacheエクステンションでお好みのものをダウンロードして使う。

これらの対策をしても応答スピードが遅く感じるならば、やはり、大元のサーバーを良いものにすることである。これが一番効果がある。

 

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Joomlaのサイト分析で何を知りたいのかが問題 !

Joomlaの良い点は、サイト分析機能を追加できることである。追加しなくてもGoogleアナリティクスのスクリプトをテンプレートに追加することでサイト分析ができるようになる。

サイト分析機能にも色々なものがある。

単純なものでは、訪問者数(1ヶ月間、昨日、今日など)をカウントして教えてくれるものだ。こんなものは、20世紀のホームページやレンタルサーバー側で提供するCGIソフトで対応ができる。

一般的にウエブ制作業者が設定するのは、Googleアナリティクス機能である。

Googleアナリティクス機能は、一般ユーザーに優しくない。ある程度、ウエブのことを知っていないとどうのように解釈して良いのかわからない場合が多い。基本的な事実はわかってもそれをどの様にサイト運営に反映していけば良いかが分からないのだ。

私事になるのだが、このサイトにも独自のサイト分析機能を設定している。

多分、この機能は当社だけというか、当社のクライアントだけにしか提供していない。このサイト分析機能は、一般ユーザーが求めている情報を一目で簡単にわかるようにしている。

メニューは、3つしかない。

グローバル機能、詳細機能、棒チャート機能。これしかない。でも、ひと目でサイト状況をリアルタイムで認識できる。ページをリフレッシュする度に現状をすぐに反映してくれる。AJAXを使ってリアルタイムでどんどん表示が変わっていく形を取らない。

自分のコントロールで現状を反映させる方法を敢えて取っている。その方が、落ち着いて考えながら現状分析が出来るからだ。

ポイントは、サイト分析の知識をそれほど要求されないで一般ユーザーがすぐにわかりやすい情報をサイト分析で提供するである。

Googleアナリティクスのように詳細情報を専門家に提供すればユーザーが満足するかといえば、そうではない。ユーザーがJoomlaのサイト運営でプラスになる情報を上手く伝えられるかどうかである。

Joomlaには、有償・無償のサイト分析エクステンションがある。無償のものは、無償である見返りの仕組みがエクステンションの中に入っている。それが何であるかを理解した上で導入すべきだろう。

 

色々あるので自分が理解できるものを導入すべきだろう。ひとつだけ注意しなければいけないのは、サイト分出来データがDBにログとして格納されるとサーバーのHDDがパンクするのでそのコントロールが設定できるものを。

 

=>Joomlaのキャッシュ(cache)

=>Joomlaマイグレーション

 

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Joomlaのソースコードを改変しすると困ることが起きる

一般ユーザーは、Joomlaのシステムファイルを見て理解できない場合が多いので対象外なのだが、一つだけ理解しておいて欲しい。

システムファイルを自分で改変するとバージョンアップする度にカスタマイズがやり直しになる。

オープンソースの製品は、バージョンアップが頻繁に発生する。IE、Firefox、Chromeなどのブラウザーツールを思い出して欲しい。知らないうちにバージョンアップしている。

エンジニアでPHPを理解でき、プログラムが組める人はJoomlaのシステムファイルをある程度自分好みにカスタマイズができる。

だが、

カスタマイズ=その人しかわからない!

そんなカスタマイズをしてしまう。そのため、システムをバージョンアップしてセキュリティーの脆弱性を修正したくても出来ない。

バージョンアップをするには、カスタマイズを再度行う必要がある。お客さんのサイトであれば、当然、再カスタマイズ費用と時間が発生する。それを支払いたくない場合は、セキュリティーの穴があいているサイトとしてハッキングされる。

Joomlaを始め多くのオープンソースCMSは、システムを最新状態にする必要がある。それが最低のセキュリティー対策であるからだ。それができていないためにハッキング被害に合う。

Joomla1.5のサイトでカスタマイズが行われている法人企業のサイトがたくさんある。その多くが特別な用途にJoomlaをカスマイズしすぎている。本来のJoomlaの機能を超える機能を無理やり開発してその機能が動くようにJoomlaのシステムファイルを改変する。

これが、一番の間違いである。

特別な機能をJoomlaで使用したければ、コンポーネントを開発して追加すればば良い。だが、それをやらない。やらない理由は、そこまでやれる技術力もないし、時間も与えられていない場合が多い。

Joomlaのエクステンションを開発して使えるようにするには、相当の時間と経験を求められる。それを短縮させるためにJoomlaの機能を改変して作りこんでしまう。

カスタマイズを行うエンジニアは、ワンクリックバージョンアップでカスタマイズに影響がないようなカスタマイズを考えて欲しい。

=>Joomlaのサイト分析 

=>Joomlaシステム操作トレーニング

 

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