Joomlaサイト構築者

Joomlaのグローバル設定とは

グローバル設定メニューは、Super Administrator(最高サイト管理者)のみがアクセスできるメニューである。このメニューでは、Joomlaサイト全体の設定変更ができる。

一度設定してしまえばあまり触ることがない場所である。

私がオススメする設定は、

  1. SEO設定
  2. エディター設定(JCEに変更)
  3. 管理画面のアイテム一覧表示数(100に変更)
  4. メタ情報の設定
  5. ページタイトルをサイト名に追加(後に)
  6. キャッシュ(コンサバティブに変更)
  7. セッション有効時間(60分に変更)
  8. Gzip圧縮(「はい」に変更)
  9. サーバータイムゾーン(Tokyoに変更)

基本的には、これだけ設定しておけば通常のサイト運営で二度と触れることがないだろう。ここは、Joomlaがよく理解している人だけに限定すべきだろう。

グローバル設定で良く問題を起こす項目

SSL設定がされていないJoomlaサイトでSSL接続に設定してしまうとブラウザーが警告画面表示になる。

SSLは、レンタルサーバーが無償で提供する共有SSLではダメである。独自に購入したSSLでレンタルサーバー側がそのSSLを受け付ける設定になっている必要がある。安いレンタルサーバーではその設定ができない場合が多い。

SSL設定ができるレンタルサーバーを使ってJoomlaサイトを構築すると管理画面ログインだけをSSL接続にする設定もできるようになる。

セキュリティーを高める上では便利が機能である。SSL設定をしないでも管理画面のセキュリティーを高める方法もある。それは、好み次第。

 

=>Joomlaのバックアップ

=>新規CMSサイト構築

 

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Joomlaのインストール

Joomla 2.5と3.x.xとでは、インストールナビゲーション画面とステップが違う。上の画像はJoomla3の最初の画面である。Joomla3は、3ステップでインストールが完了できるようになっている。

Joomla2.5は、従来のJoomlaナビゲーションであるためちょっとステップ数がある。

Joomlaをインストールする上での注意事項

1.レンタルサーバーの選択

レンタルサーバーを選ぶときにJoomlaが問題なく稼働するサーバーであるかを確認してください。これを間違うと最後の最後までトラブルが後を追ってくる。

どのレンタルサーバー業者でもJoomlaが稼働するというわけではない。

=>Joomla 2.5と3のサーバー環境

Joomla3をインストールしたいならば、さくらインターネットの共有サーバーで稼働する。

 
 
安心してJoomlaを動かせます。ファイルマネージャー機能が便利!
=> さくらでインストールする方法

 

2.レンタルサーバーの性能

安い共有レンタルサーバー(月額1000円以下)を使うとJoomlaの応答スピードが遅く感じる。JoomlaはPHPとMySQLのデータベースで稼働するためサーバーの性能と混み具合に依存する。

安い共有レンタルサーバーは多くのユーザーサイトが共存する。その中にはJoomla以外のCMSもありリソースの取り合いになる。さらに、アクセスが多いサイトが一つでもあるとリソースを必要とするJoomlaは当然遅くなる。

安い共有レンタルサーバーを契約したユーザーはJoomlaの反応スピードが遅くなるということを十分理解する必要がある。これは、PHPやMySQLを使う他のCMSでも同様に言える。

3.インストール完了後、あなたが直ぐやるべき

表画面と管理画面を確認する。サンプルデータをインストール過程で導入していないと何もコンテンツがないトップページになるのでインストール時に必ずサンプルデータ(いくつか選択があるがお好みで)をインストールしてください。

その後に、

管理画面にログインしてユーザー管理画面に行ってください。ユーザー管理画面で新たにSuper Administratorのユーザー登録をしてください。

インストールナビゲーションでは、初期ユーザー名がAdminに成っているかと思うのだができれば別名にしてたほうが良い。セキュリティー面でプラスになる。

2つのSuper Administrator権限のユーザー登録で万が一にどちらかが使えなくなった場合に管理画面にログインができる。これをやらないと当社までトラブル解決の依頼をする羽目になる。

管理画面にログインできないとう問題が発生する場合が多いからだ。ログインできない原因は、色々ある。

Joomlaがインストールできて一時的に喜ぶのだが、これからが船出である。Joomlaでサイト構築ができてもサイトを維持できるようにならないとサイトを捨てることになる。いづれその意味が分かる時が必ず来る。

=>Joomlaのグローバル設定 

=>Joomlaインストール

 

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Joomla参考図書(日本語、英語)

Joomlaを勉強したいと思ったときに、まず、やることはJoomlaについて書かれている本を買って読むことである。

日本語の書籍

 Joomla2.5や3.0まで対応していないが、Joomlaの基本を優しく学べるのでお薦めしたい。

 

 Joomla2.5に対応しているが、Localhost(XAMPP)の設定と著者制作のJoomlaテンプレート中心に説明がされている。自分のPC内でJoomlaをインストールしてJoomlaを実験する時に役に立つ本である。

 

英語の書籍

 Kindle版Joomla3.0の説明書である。Kindleを所有している方向けになる。

ちょっと高価な参考書であるが、Joomla2.5を隅から隅まで優しく説明している。詳しくは、索引が閲覧できるのでそちらで確認を。

Joomla 3.x.xの書籍は、まだ、これからではないだろうか。Joomla 3は、来年、3.5がリリースされるまで機能が確定しない。2013年3月末にJoomla3.1がリリースされるがこれからどんどん機能アップがされていく。

変化が激しいJoomla3については本が書きにくい。それゆえ、現時点はJoomla 2.5の書籍を勉強されたほうが良いだろう。

 

=>Joomlaトラブルシュート

 

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