ページ作成だけを行う担当者向け(Manager権限)
Top MenuとSide Menuの数が少ないため、ページ作成に必要な機能だけに絞り込まれている。管理画面にログインしてすぐ使う機能「新記事を書く Add New Article」が直ぐに目に入る。
作成した記事を管理するArticle Managerがその下に表示されている。
PDF、Excel、パワーポイント、ワードファイル、動画、フラッシュファイルなどをアップロードして管理するMedia Managerも見えている。
コンテンツ記事を書いて調整する機能だけがすぐに使えるレイアウトである。この機能レイアウトならば、一般ユーザー向けの管理画面である。細かな説明をしなくてもユーザーは直感的に使い方を理解してしまう。
サイトシステム管理を行う担当者向け(SysAdmin権限)
サイトシステム管理をする担当者には、サイトを維持していく上で必要な機能をさわれるメニューレイアウトになっている。Manager権限と違って使うべき機能が増えている。
Menu機能
Extension機能
Side Menu機能
つまり、
SysAdmin(サイトシステム管理者)は、Joomlaが提供する機能を使って必要の応じてカスタマイズができる権限が与えられている。
この仕組みは、Joomlaの基本である。
Joomlaはポータルサイトシステムであるため複数人でサイト運営をするという前提で開発されている。それ故に、便利な機能がいっぱい備わっている。
Joomla 3.2の正式リリースの様子を見て落ち着いた時にお試しで自社サイトをJoomla 2.5から3.2にアップグレードしようと考えている。
使い勝手が凄く良くなっているからだ!見えない面、知られていない点でJoomla2.5の欠点がJoomla 3.2で改善されている。
簡単なバイリンガルサイトぐらいならば、インストールした時点で設定の80%は完成している。Joomla2.5では、スクラッチから設定をしていかねばならないため良く分かっているユーザーしか設定方法がわからない。
Joomla 3.2からJoomlaは、本当にマルチディバイス、多言語対応のCMSに生まれ変わった。標準でこんな機能が提供されるのだからすごい!
有償ライセンス版のCMSが提供する以上の機能を満載している。なぜ、みんなはこんな素晴らしいCMSを活用しないのだろうか!!不思議でならない。