システムのマイグレーションが苦痛であった時代は過ぎた!
Joomlaを1.0から3.0までのバージョンを見ているJoomlaユーザーであれば、Joomla 1.0から1.5、そして、1.5から2.5へのマイグレーションで苦痛を味わっている事実を知っている。
現在、Joomla 1.0で運営しているJoomlaサイトをJoomla 2.5にマイグレーション出来ない。必ず、Joomla 1.5にマイグレーションしてからJoomla 2.5にマイグレーションする必要がある。
Joomla 1.0と1.5のシステムサポートは、既に終了しているためそれらのバージョンを使用しているユーザーは、それを維持していくか、苦痛を味わいながら現行バージョンの2.5にマイグレーション作業を行う必要がある。
個人的には、ビジネスサイトであればあるほどJoomla 2.5にマイグレーションした方が良いと思っている。
なぜならば、
Joomla 2.5から3.0、3.5にマイグレーションするのが非常に簡単になったからだ。テンプレートやエクステンションさえ新しいバージョンに対応していればワンクリックでシステムアップが出来る。
Word Pressは、既にこの利便性を享受している。Joomlaも2.5から同様なことが出来るようになっている。
No More Pain in Migration!!
Twitter Bootstrapのプラットフォームを採用したJoomla CMS
マイグレーションの苦痛から解き放されて新しいUXデザインに向かっているJoomla。BootstrapがこれからのJoomla 3.0以降標準になる。Bootstrapは、レスポンシブWebになっている。スマートフォンやタブレットがPCに代わって広まっていく時代に対応する。
ソースコードも少なくなり、効率良くエクステンションやテンプレートが開発できるようになる。Bootstrapのライブラリーやモジュールなどを応用することで無駄な開発を減らせる。
TwitterのBootstrapを採用したJoomla 3.0は、基本コアーはJoomla 2.5+である。UXがJoomla 3.0であるという認識だ。Joomla 3.5になれば、基本コアーソースももっともっと時代のニーズを反映したものに進化していくだろう。
Joomla 3.0は、表サイトも管理サイトもスマートフォン、タブレット、PCに自動対応する One-fit-allのUXである。これから管理画面も自動的に最適化されたスマートフォン専用のUX、タブレット専用のUXに発展していく。
既にその試みが始まっているからだ。
Joomla 1.0から3.0まで経験している私から過去を振り返ってみるとJoomla 3.0は機能面、操作面、利便性で飛躍的に良くなっている。それは疑う余地がない!
Joomlaはこれからの情報発信競争で有利に働くツール
「お客に見つけてもらう」というコンセプトのインバウンドマーケティング(コンテンツマーケティング)が注目を浴びている。
提供する情報の内容と質、そして、継続的な発信を基本とするコンテンツマーケティングを実践する上でCMSツールは、必須である。JoomlaはレスポンシブWebでインターネットで使う端末(スマートフォン、タブレット、PC)に自動対応する。
通常のホームページでは、大量の情報を発信する事が苦痛になる。大量の情報の発信=複数人による発信、さらに、対象国が国内だけでなく海外も含む時代になってくる。
こうなると、
コンテンツマーケティングを始める上で3つの前提条件をクリアーする必要がある。
- たくさんの情報を複数人で定期的にコストをかけずに発信できること
- スマートフォン、タブレット、PCに自動対応すること
- 多言語対応であること
Joomlaは、個人ユーザーから大会社の情報ポータルサイトまで幅広く対応できる拡張性がある。使い方次第でニーズにあったサイト構築が出来る。
例えば、
個人がブログサイトにJoomlaを使ったり、起業家が会社紹介とブログで告知宣伝をしたり、海外市場開拓で中小企業が英語と日本語のバイリンガルサイトを使ったり、大企業の事業部別社内ポータルサイトにしたり、大学のホームページにしたり、色々な用途で大量の情報を発信する上での利便性と機能を提供する。
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