毎年、Googleのスポンサーで新しいJoomlaの機能が開発されている
https://google-melange.appspot.com/gsoc/project/google/gsoc2013/buddhimawijeweera/88002
今年注目される開発アイテムは、
- メディア管理機能の作り直し
- テンプレート管理機能を改善し一般ユーザーがカスタマイズ出来るようにする
- クラウドストレージサービスへのブリッジ機能
- バックエンドのコンフィグレーション機能をフロントエンドに提供する
現在提供されているメディア管理機能は、データファイルのアップロードと削除しか出来ない。過去の機能をそのまま継承しているので時代のニーズを反映する機能に作り直す。この機能は、早ければJoomla 3.2のリリース時に提供されるかもしれない。今年の9月から11月の間。
付属のテンプレートは、CSSの専門知識がないとカスタマイズが出来ない。それを専門知識がない一般ユーザーでもある程度カスタマイズが出来るように機能を追加する。
クラウドストレージ機能は、時代の流れとニーズに従う感じでJoomlaも可能にしようとしている。
Joomlaのシステム操作は、ほとんどがバックエンドのコンフィグレーションやオプション機能で設定される。一般ユーザーにとって一番分かり難い仕組みになっているのでこれをもっと簡単にできないかという発想である。
現在、フロントエンドでは、ページ編集、プロファイル編集、リンク登録などがログイン後にできる。それにもっとシステム機能操作ができるようにするという感じなのだろう。例えば、モジュールの表示位置をフロントエンドでも変更できるとか。バックエンドで操作していたものの一部をフロントエンドでも出来るようにする。そんな感じなのではないか。
年末には、目に見える形となってJoomla 3バージョンに追加されてくるだろう。
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