Joomlaサイトで使われているバージョンの現状
この2,3日のうちにJoomla 2.5.12と3.1.12の最新バージョンがリリースされる(2013年7月11日現在)。
新しいバージョンがリリースされる最中で現実の世界で使われ続けているJoomlaのバージョンがある。JoomlaPlaceが調査した結果が上記のインフォグラフィックスである。
82,435 Joomla!サイトが調査された!
51.2%のJoomlaサイトが、Joomla1.5バージョンを使っている。23.5%は、Joomla 2.5サイトである。
まだ、Joomla 2.5にマイグレーションできていないJoomla 1.5サイトが多すぎる。これは、マイグレーション作業に時間とコストが発生するからである。
さらに、
驚いたことは、セキュリティー面でバージョンアップが最新バージョンにされていないで運営されているJoomlaサイトが多いことである。
このようなバージョンのバラツキ現象は、Joomlaに限った事ではない。Word Pressでも発生している。
Joomla 2.5から3.5へのマイグレーションが簡単になればなるほど世界のJoomlaサイトは、新しいバージョンのサイトが増えるだろう。
Joomla 1.5のサイトが3.5にマイグレーションするには、現時点において苦しい作業を強いられるだろう。サイトが大きくなればなるほど作業工数が増える。マイグレーションができても細かな調整が発生する。特に内部リンクの貼り直しは面倒な作業になる。
Joomla 1.5のサイト構築がおかしい(下手な構築をしたサイト)とマイグレーションができない場合がある。マイグレーションツールを使ってもエラーが発生して完了しないという現象である。
この調査で明確になったことは
Joomla 1.5のサイトがマイグレーションできないでいる。各バージョンが最新バージョンになっていないサイトが多い。セキュリティで問題を残しながらサイト運営をしているという事実である。
新しい記事の掲載時にメールで同じ内容を配信します。
お問合せフォーム