Joomla 1.0のサイトがまだ沢山稼働しているが・・・
これがJoomla 1.0の管理画面ログイン表示である。Joomlaは、既に、1.0から1.5のバージョン全ての開発とサポートが終了している。そのため、最新バージョンにシステムをアップデートすべき状態にあるのだが、そのタイミングを失ったサイトが日本でも沢山ある。
特に、Joomla 1.0系のJoomlaサイトは、いくつかの選択がある。
- このまま使い続ける
- Joomla 2.5にマイグレーションする
- Joomla 2.5でリニューアルする
- 潰れるまで置いておく
Joomla 1.0のサイトのリスクは、
- システムに不具合が発生したら修復が難しい
- ハッキング被害にあったらセキュリティの強化ができない
- 機能拡張のエクステンションが導入できない
- Joomla 1.0の事をよく分かる人材や業者が少ないため、システム保守が難しい
- Joomla 1.0が稼働するサーバー環境が維持できなくなる可能性(引越しができない)
Joomla 1.0のサイトをどうするか?
当社もJoomla 1.0のシステム保守を行なっているのでこの問題は切実な問題である。ある時点で最新バージョンにクライアントサイトをリニューアルする提案をするしかないだろうと考えている。
クライアントによっては、このまま使い続けたいと言い出す会社もあるだろう。その方がコストが発生しない。
しかし、
会社のサイトであればあるほど、将来のビジネスを考えて最新バージョンで作り直したほうが良い。このコストは、将来のビジネスへの投資として捉えるしかない。この投資は、色々な面でメリットを会社に提供する。
- 新しき機能と利便性(スマートフォン、タブレット自動対応など)
- システム保守で問題が少なくなる
- バージョンアップで問題を抱えなくなる
- 機能追加エクステンションが導入できる
- バグ修正がバージョンアップで直せる
もし、Joomla 1.0の会社サイトを運営しているならば、そのサイトを構築したひとや会社の担当者がいなくなった時点でシステムの保守が出来なくなる。
その時は、どちらかの選択をする必要がある。
- Joomla 1.0のシステム保守が出来る会社に委託する
- 最新バージョンにサイトをリニューアルする
この選択にマイグレーションが入っていないのは、こんな理由があるからだ。
Joomla 1.0サイトを最新バージョンのJoomla 2.5にマイグレーションするには、コスト高で時間もリニューアルするよりもかかるからだ。
Joomla 1.0から1.5にマイグレーションしてからJoomla 2.5に更にマイグレーションさせる作業が発生する。この過程でマイグレーションできるのはコンテンツページだけである。それ以外は、再設定になる。コンテンツページにある内部リンクも切れるので全てやり直しになる。
それ故、作業工賃と時間がリニューアルよりも高く付く。
当社のおすすめは、Joomla 1.0を2.5にリニューアルする事である。
=>新規CMSサイト構築(リニューアルする)
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