記事作成途中で強制的にログアウトさせられたという経験があるのでは
Joomla 1.5のサイトは、初期設定でセッション(管理画面で作業ができる時間)が15分になっている。管理画面にログインしていて何も作業をしていない場合、15分後に強制的にログアウトさせられる。
このセッション有効時間をコンフィグレーション設定の中で変更出来る。
この強制ログアウトは何故起きるのか?という疑問があるだろう。これは、システムのセキュリティー機能としてそのように設定されている。一定の時間、管理画面で何も動作がないということは、サイト管理者が作業を終えたというように解釈される。
Joomla 1.5のサイトでセッションタイムアウトが問題視されたため、Joomla 2.5と3では記事の自動保存機能が追加されている。
セッションタイムアウトで強制的にログアウトさせられても再ログインすると記事を書いている途中の画面を表示してくれる。これは、システム側の機能でやってくれる。
JCE Editorを使っているJoomla 2.5ユーザー向け記事自動保存
赤く囲ったアイコンをEditorにDrag&Dropで追加させると記事に50文字以上書かれると自動的に記事内容を保存してくれる。
このJCE自動ページ保存機能は、いくつものバージョンを作成するのではなく直前に書いていた内容だけを自動保存する機能である。
セッションタイムアウトでない原因で管理画面から強制的にログアウトされたならば、このアイコンをクリックする事で直前まで書いていた記事が取り戻せる。
Joomla 2.5と3では、記事作成途中で書いたコンテンツを失うというリスクは無くなっている。
Word Press 3.6では、AutoSave(記事自動保存機能)機能が追加されるようだがJoomlaでは既に完成されている。
記事の下書き設定
Joomla 2.5と3で記事の下書きをしたいという方は、単純に「状態」を非公開に設定して保存する。
この設定で保存すると記事は公開されない。書いた記事を失わないための機能がJoomlaにあるので安心して記事作成ができる。
新しい記事の掲載時にメールで同じ内容を配信します。
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