Joomlaカスタマイズのリスクを防ぐ

特定用途にJoomlaをカスタマイズするとロックされる

risk

ロックされるという意味

ロックされるとどうなるのか。こんなことが起こる。

  • Joomlaのシステムバージョンアップが出来なくなる(バージョンアップするとカスタマイズが全てリセットされる)
  • システム保守がカスタマイズをした人しか出来なくなる(その人が居なくなったら誰も保守できなくなる場合がある)
  • 大きなシステムバージョンアップ(例、Joomla1.5から2.5や3.x)ができなくなる。行う場合はサイトの作り直しになる

Joomlaシステムは、3ヶ月に一度の頻度でバグ修正、セキュリティー修正などのバイナーバージョンアップが発生する。これを行わないとハッキングされやすいサイトになる。

Joomlaのカスタマイズはこの範囲で行うこと!

Joomlaをカスタマイズするときは、この鉄則を守る。Joomlaコアソースの改変は行わないで行うこと。

Joomlaのカスタマイズは、エクステンションを使って行う。コンポーネント、モジュール、プラグイン、テンプレートレベルでカスタマイズを行う。その時、Joomlaが標準で提供するコンポーネント、モジュール、プラグイン、付随テンプレートをカスタマイズするのではなく、別途開発して使用する。

Joomlaが標準で提供しているコンポーネント、モジュール、プラグイン、付随テンプレートは、バージョンアップの影響を受けるためである。バージョンアップで上書きされないためには第三者が開発したエクステンションを導入する。

第三者が開発したエクステンションを改変して使う上ではJoomlaのバージョンアップに影響しないのでシステムはカスタマイズでロックされない。

多くのエンジニア(PHPプログラマー)は、Joomlaのコアソースを改変してカスタマイズしてしまうので問題を知らないうちに作ってしまう。

=>新規CMSサイト構築

 

==>Joomla2.5と3.0のTips

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