10年先の情報発信を考える

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10年先は、ウエブで情報発信をするときに発生する技術的な障害は、ほとんどなくなるだろう。

誰もが簡単に自分のホームページをお好みのデザインや機能でサイト構築ができるようになる。必要なことは、自分のドメインの購入とレンタルサーバーの契約だけだ。

現在のホームページは、ウエブデザイナーがサイトを制作するのが主流であるが10年先は誰でもがウエブデザイナーができる事が出来るようになる。

すべて、ウエブツールが支援してくれる。

ウエブツールとは、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)である。システム操作を学ぶだけですべてがカスタマイズされる。

したがって、

ウエブで情報発信をする人は、CMSのシステム操作だけを学べば済む。ホームページ制作の学校では、CMSの使い方だけを教える学校になる。もう、自分のPCにインストールしたホームページビルダーやドリームウィーバーなどの制作ソフトはいらない。

レンタルサーバーでワンクリックインストールで設定だけを自分で行えば2,3日のうちにサイトを公開できてしまう。

そんな時代がもう来つつある。

今も10年先も重要なこと!

ウエブで情報発信をするツールを皆が手に入れる時代だからこそ、発信する情報のテーマ、量と質の競争になる。

どんなにたくさん情報が発信されていても書いてある内容に焦点が当たっていなければ日記でしかないサイトになる。現在のブログサイトがそれにあたる。自己満足の世界だ。

あなただけが知っている情報をウエブで発信する=>>希少価値が生まれる

テレビ、ラジオ、新聞などの大衆メディアは必ずしも事実を報道しているという保証がない。意図的に私たちを誘導する真実でない情報を報道している場合が多い。

大衆メディアは、正義の味方であると信じないことだ。彼らは、スポンサー企業の宣伝を情報といっしょに乗せてビジネスをしている。スポンサー企業の悪口は言えないし、情報として報道できない場合が多い。

政府からの制約も多い。

今、そして、10年先は、インターネットが空気のような存在になる。個人による情報発信が大衆メディア以上に重要な役割を果たすだろう。

ホームページでの情報発信は、ウエブの専門家や会社でしかできないと信じられている現代。10年先は、これが嘘になる!!

CMSツールがインターネットでの情報発信を誰にでも簡単にできるようにしてくれる。

アメーバブログサイトのように無料で提供されているブログサービスは、民間企業のコントロール下になるので都合の悪い情報は勝手に削除される。

無料の後ろには、見えていない制約が多い。それを知らないで使い続けていると、いざというときに問題が発生する。

無料のサービスは、無料として制約を受けても困らない使い方に限るほうが良い。

私は、Joomla CMSを使っている。

Joomla CMSは、まだ、一般ユーザーが自分でサイト構築するには難しい。出来上がったサイト運営であれば、誰にでも簡単にサイト運営ができる。

10年先は、Joomla CMSも一般ユーザーが簡単にサイト構築と運営ができるようになっているだろう。その時点で現在の私のビジネスサービスは無くなると予想する。

一般ユーザーがJoomla CMSを使ってサイト構築ができないからそれができる私が出番となる。

時代は、移り変わっていく。

その時代が求めるニーズを満たすサービスに変化、発展していくのが世の常である。

10年先に求められるものは、多くの人たちが探す情報である。

そんな情報を作り出すのは、人間でしかない。そこにあなたの存在価値がある。誰にでも取って代わられない存在価値を自分に作りこむ必要がある。

ツールやデザインは、機械がやってくれるが情報を想像する、価値を生み出す仕事は私たち人間の仕事である。

 

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