相性でCMSホームページシステムを選ぶ

Joomla CMSは、誰にでも好かれるCMSかといえばそうでもないかも知れない。多分、多くのCMSホームページシステムは、向き不向きがあると思う。

私の知人もJoomla CMSを使って情報発信を行おうとしたという。でも、相性が悪くて出来なかったと話してくれた。一方で私と同じようにJoomla CMSに惚れ込んでくれる知人もいる。

相性は避けて通れないかも知れないが、会社の場合は求めることが達成出来ればどのようなCMSホームページシステムでも構わない。結果を優先させる。担当者は、それを上手く使いこなせば良いということになる。

先日、Joomla CMSで構築されたホームページのユーザーからお問い合わせを頂いた。情報発信を自分たちでやりたいということでシステムの操作教育をしてくれないかと尋ねられた。一瞬、なぜ?と疑ったが、どうも事情があるらしい。お伺いしてその事情を聞き、やはりという理解になった。

Joomla CMSの操作は、ある程度、慣れるまで時間がかかる。慣れるまでサイト操作教育を受けていなかった。教育をされるユーザーと教えるサイト構築者との間に知識の開きがありすぎて教育を受ける側がついて行かなかったということのようだ。

Joomla CMSホームページシステムは、操作教育とシステム保守が十分出来ていないと本来の利便性が発揮できない。素晴らしいツールであるけれど使う人がそれを使いきれないという問題に陥る。ラーニングカーブに時間がかかる理由は、いろいろな機能が沢山有り過ぎるためである。教えることがたくさんあるため短時間でそれを習得するのが難しい。多分、それが原因だ。

 

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