カスタマイズし過ぎたJoomlaサイトのリスク

システムエンジニアでCMSのソースが理解できる人ほどJoomlaなどのシステムを自分好みにカスタマイズしてしまう技術力がある。これはこれで素晴らしいと思うのだが、こんなリスクが生まれることも認識すべきだろう。

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クライアントが要求する仕様を満たすためにJoomlaのシステムソースコードの変更や独自コードをシステムに追加する場合がある。これが、テンプレートとシステムに相互に依存する場合は問題が発生した時に複雑化する。

システムコードの変更や独自コードモジュールの追加などは、それを行った人しか細かい点でわからない。それを第三者が理解して何かをやろうとするのは非常に難しい。

オープンソースCMSを改変して独自CMSに変えていくようなものであるため、システムがバージョンアップした時に対応が出来なくなる。対応できても必要以上の時間とコストが発生する。

何か問題が発生した時、最悪、誰も助けることが出来なくなる場合が多い。

Joomlaのシステムが提供する範囲のカスタマイズならば、Joomlaに精通している人であれば、十分対応ができる。つまり、助けてくれる人がいるということだ。

Joomlaでサイト構築を依頼する時は、Joomlaを問題なくバージョンアップ出来るカスタマイズの範囲であることを指示したほうが賢明である。

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