お金を生んでいるJoomlaサイトと集客があるポータルサイト
Joomla 1.5のサイトを依頼されてJoomla 2.5にアップグレード作業をしている。アップグレード(マイグレーション)作業は、一言でいって大変な作業だ。
一般的にビジネスサイト、コーポレートサイトは、Joomla 1.5をJoomla 2.5にアップグレードすべきだ。更に、集客サイトになっているポータルもそれに準じる。何らかの価値を生んでいるJoomla 1.5サイトであれば、考えずにJoomla 2.5にアップグレードした方が良い。
古いバージョンのJoomlaサイトは、なにか不具合が発生した時に対応するリソースが時間とともに消滅して行くからだ。
Joomlaサイトは、コンテンツポータルとして育つ。コンテンツに価値を持つJoomla1.5サイトは、そのコンテンツ資産を捨てることは出来ない。コンテンツ資産は、時間とともに価値を増して行く。
それが出来るのが、CMSツールで作成する情報サイトである。
3年後に1000ページの情報ポータルサイトが出来上がったら、サイトとしての価値が生まれてくる。システムバージョンが古いために時間をかけて育て上げたコンテンツ資産を捨てることは出来なくなる。
自社が作り上げたコンテンツ資産を無価値にしないためにもJoomla 1.5を2.5にマイグレーションすべきである。
お金をかけないでJoomla 1.5を2.5にマイグレーションはできない。出来る会社は、それが出来る人材がいる会社だけである。
マイグレーション作業に求められる技術と経験は、幅が広い。Joomla 1.5と2.5に熟知している必要があるだけでなく、PHPmyAdminやデータベース操作知識も必要になる。テンプレート制作もJoomla 2.5のために行う必要がある。
つまり、
新規にJoomla 2.5のサイトを構築するだけでなくJoomla 1.5のデータを移転する技術力と経験も要求される。
Joomla 1.5サイトが綺麗に構築されていれば、問題も少ないが多くのJoomla 1.5サイトは何らかの問題を抱えている。その問題がJoomla 2.5のマイグレーションで大きな壁と成って現れる。その問題を解決できるかどうかが勝負である。
サーバー環境が悪いと最悪の状態になる。今、そんな環境でマイグレーション作業を行なっている。サーバー環境に問題がなければスムーズにマイグレーションが完了できるのだが、多分、予想以上の時間と労力が求められるだろう。
出来ないことはないが、ただ、しんどい作業だ。
お客が使っているサーバーを見てやる、やらないを決めないと受けるほうがより一層大変になる。とは言え、どうしてもJoomla 1.5を2.5にアップグレードしたい会社があることだろうから、できるだけ要望に沿いたい。
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