Joomlaのサイトは、ページ数が累積的に増える。ポータルサイトであればそれが当たり前である。サイト運営者としては、訪問者がどのような情報を探してやって来たかを知りたい。
Googleの検索サイトで検索したキーワードが、サイト分析でわからなくなっている。しかし、一度Joomlaのサイトにやってきてサイト内検索で情報を探せば、検索した言葉をログとして管理する事で訪問者が探している情報が分かる。Joomlaには、その機能が備わっている。
サイト内検索キーワードが分かれば、そして、頻度度と検索結果の数を見て、今後どのようなコンテンツページを作成していけば良いかの方針が作れる。
Joomla 2.5バージョンでのサイト内検索結果のログ
この機能は、ある程度のページ数以上でないとデータとして有効に使えないかもしれない。100ページ以内のJoomlaサイトでは、別にサイト内検索をするほどの手間暇が情報を探す上でかからないからだ。
多くのサイトでGoogle検索機能をサイトに埋め込んで使っているが、Googleサイト内検索の欠点がある。サイト内にあるページがGoogle検索サイトでインデックスされていないと検索結果として表示されない。
つまり、
今作成して公開したページがGoogleのサイト内検索機能で検索できないということである。
Joomlaは、標準でサイト内検索機能を提供している。ページデータは全てデータベースにあるので新規に作成されたページでも直ぐに検索でヒットする。
Joomlaのサイト内検索機能は、Google検索と同じように1ページ内にある検索キーワードを探してあればそのページをリストする。
試しにこのページ上部にあるサイト内検索を使ってどのように表示されるかを確認して頂きたい。
サイト内検索機能は、普通のホームページでは作れないのでGoogleサイト内検索機能を使うサイトが多い。