人が求めるコンテンツの創出は試行錯誤である

新しい検索エンジン技術が質の良い、悪いコンテンツを見分ける

contents-marketing

ウエブでの情報発信がテレビ、ラジオ、新聞などの既存メディアを超える重要性を帯びてきた。私たちは、今まで無理矢理に企業が発信する広告メディアに汚染されてきた。TVのコマーシャルなどは、見たくもないのに見させられる。

本当に欲しい情報を自分で探すことが出来なかったからだ。

インターネットが広まってからは検索サイトである程度の情報を探すことができたが、ヒットするサイトは、アフィリエイトサイトばかりで情報の質と深さがないため全く役に立たなかった。

検索エンジンは、その辺のユーザーニーズを反映するために検索で上位にリストするサイトの判定基準をコンテンツの質の良さ、深さ、鮮度、アクセス状況などから判断しその結果を反映できるようになった。

{jb_lightbulb}その影響でウエブでの情報発信の考え方が180度変わってしまった!{/jb_lightbulb}

発信する情報の質に注目し始めたのである。情報の質とは、そのサイトのターゲットユーザーが求める情報でそのサイトでしか手に入らない、他のサイトにない有益な情報である。今までのウエブサイトでは、一般的な情報が浅く広く提供されていた。特にアフィリエイトサイトはその傾向が強かった。

今後は、アフィリエイトサイトも発信する情報がほんとうに役に立つ、ユニークな情報でないと検索にヒットされなくなるというリスクに直面する。

この状況は、独自の製品や技術、更に、サービスや専門性を持つ中小企業やベンチャー企業、または、個人に有利になる。

なぜならば、

ユニークな情報は、情報発信者でしか発信が出来ないからだ。その情報が想定するユーザーにとって価値があればあるほど発信する情報が創出できる人で無くてはならない。

多くのコンテンツマーケティングの啓蒙者たちは(私を含めて)海外のコンテンツマーケティング状況や方法論をコンテンツとして発信している。これはこれで初期段階において役に立つ情報になるが、ユーザーが本当に求めている情報ではない。

コンテンツマーケティングに関心を持ったユーザーは次に何をすべきなのか、その時必要なことは何なのか、だれが実行するのかなど実践的なやり方になる。このやり方は、実行する会社によってやれることが違う。

コンテンツを創出する担当者の問題、会社が所有する情報の問題、ウエブでの情報発信のあり方の問題、現状のホームページの問題など色々な問題が表面化する。それらを一つづつ解決しながらでないとコンテンツマーケティングが始まらない。

最初から全てをやろうとするコンテンツマーケティングサービスは、失敗する。情報は、人間が創出するため情報を創出する担当者がその気にならなければ有益な情報は生まれないからだ。

情報のアウトソースをすれば良いと考えるが、そこにその会社の独自性が見えるのだろうか。ライターの個性は見えても情報の独自性は見えないかもしれない。会社の情報は、その会社が累積してきた経験から生まれるからだ。それらの経験がないライターがコンテンツをその会社のために書いても独自性は生まれない。

ユニークな情報であればあるほど検索エンジンは、その情報に注目する。他のサイトで見つからないコンテンツになるからだ。

コンテンツマーケティンは、最初にコンテンツがありきで、次に独自性と質(ターゲットユーザーに重宝がられる内容)が求められる。これはコンテンツマーケティングを実践する上で避けて通れない基本事項になる。

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