2014年の情報発信: CMSの使い方を考える
ホームページがあって当たり前の起業家
会社をやめて念願の夢の独立を果たす人は、自分のビジネスの存在を表現するホームページを持とうとする。
だが、
ホームページをどのように活用したら良いか分からないまま兎に角会社の看板でも良いから作ろうとする。自分でやってみるがうまく出来ない。ホームページについての知識もあまりない。
でも、
自社のホームページがないと名刺にURLも書けない。たまたま、異業種交流会で知り合ったフリーランスというか、同じ起業家がホームページ作成サービスをしていたから丸投げをした。
10万から30万円前後で1ヶ月かけてホームページが出来上がった。
取り敢えず、インターネットでの会社の看板は出来上がった。
多くの起業家は、こんな感じでホームページのあり方や使い方を良く考えないでたまたま知り合ったウエブ製作者に任せてしまう。ホームページのあり方に拘りというか、ビジネスをする上でのホームページのあり方をわかっている制作者であれば、問題がない。
お客さんは情報を探しにやってくる
取り敢えず制作したホームページのほとんどが、自分で情報発信が出来る仕組みがないデザイン重視の紙芝居サイトである。5ページから10ページぐらいしかない。会社紹介サイトである。
会社紹介サイトは、インターネットでの看板でしかない。名刺に書かれたURLをブラウザーに書いて辿り着くホームページである。決して、検索で多くの方が訪問してくれるホームページになっていない。
この事実を知らされないで「安く、早く、見栄えが良い」ホームページを制作してもらって満足している起業家が多い。
看板サイトであれば、それで十分だろう。
ビジネスサイトであれば、欠陥品のサイトである。
この間違いは、ホームページというツールをどのように活用すれば自分の会社のために役に立つかということをよく考えていなかったために起こる。つまり、ホームページの目的を看板としか捉えていなかったのである。
ホームページは、ウエブでの情報発信メディアである。メディアは、常に訪問者が求めるだろう情報を提供し続けないとメディアとしての役割を果たさない。
情報を求めてやってくるお客さんをたくさんホームページで集めれば、その中から必ず本当のお客さんが現れてくる。
残念ながら、
看板サイトはお客さんが求める情報を発信できない。看板は、動的に情報を発信できないからだ。ほんとうの意味のホームページは、あなた自身でページ作成をして生きた情報をタイムリーに定期的に発信できる仕組みがないとメディアとしての役割を果たさない。
CMSは生きた情報をあなたの手で発信できるツール
ウエブデザイナーにウエブでの情報発信をお願いするやり方は、資金的に余裕がある会社だけが出来る。
だが、
このやり方には欠点がある!
本当に伝えたい情報を思いを込めてタイムリーに伝えられない。専門家がやればウエブページは誰が見ても綺麗にできるが、伝えたい社長さんの思いにワンクッションがどうしても入ってしまう。忙しいからウエブでページ作成ができない。専門家に任せれば良い。
そんな考えが頭に浮かぶ。
サイトを訪れるお客さんは、サイトの見栄えよりもページに書かれている社長さんの思いと内容に興味を持つ。ページの見栄えは、一度見れば直ぐ忘れる。
この会社の社長さんが書くページの内容は、個性的で面白い。社長さんの性格がそのまま文字となって表現されている。サイトが生きている。そんな印象を与えられると社長さんが発信する情報を求めてリピーターが増える。
社長さんでも簡単に情報発信が出来るツール、CMS、を使えばこの問題は解決する。
Joomla(ジュームラ)CMSは、多くの中小企業の社長さんが使っている。国外国内を問わずである。その一つの理由が、直感的にページ作成が直ぐに出来る仕組みにある。
複数人でページ作成ができるので情報発信が止まるようなサイトにならない。生きたサイトとして成長する。
生きたサイト(定期的に新しい情報を発信している)は、GoogleやYahooの検索サイトで優遇されている。検索サイトで情報を探す人にできるだけ新しい情報があるサイトを紹介するという仕組みになっているからだ。
CMSの使い方は、情報を求めてやってくるお客さんにたくさんの情報を与える使い方が一番適している。
Joomla CMSは、こんな単純な使い方で社長さんでも簡単に情報発信が出来るツールになっている。