CMSのバージョンアップをやらないユーザー

バージョンアップは必須

CMSで構築したホームページは、システム保守が十分行われていない場合が多い。

Word PressだけでなくJoomlaでもシステム保守をしっかりやっていないためにセキュリティの脆弱性があるバージョンを使い続けている。

■なぜ、システムのバージョンアップをしないのだろうか?

私は、Joomlaでサイト構築をしている専門家であるがゆえにシステム保守の重要性を肌で感じている。過去に自分のサイトをハッキングされた経験があるからだ。ハッキングされた原因は、システムのバージョンが古いためセキュリティの穴からハッキングされたのである。

システム保守をお金を支払ってでもやり始めたお客様がいる。このお客様はハッキングされた方である。一度、自分のビジネスサイトがハッキングされるとシステムのバージョンアップとシステム保守の重要性を認識する。

ハッキングされたサイトは、色々な面で時間とコストが発生する。マルウエアが埋め込まれていると多くの訪問者に迷惑がかかる。

実に嫌な経験となる。

頭でシステム保守の重要性を分かっていても実際にハッキング被害に合わなければ必要ないと思いがちである。

システム保守は、生命保険、損保保険、医療保険などと同じである。いざという時のための予防である。

■コンテンツに価値があるサイトが増えてくると・・・

静的なページ(手で制作するホームページ)のサイトと動的なページ(CMSなどシステムでページ作成するホームページ)のサイトがあるが、時代は動的なページサイトに向かっている。

つまり、

CMSなどのシステムでホームページを作り、ホームページ制作に時間を極力投資しないでコンテンツの質や量に投資するコンテンツマーケティングを実践するホームページが多くなる。

システムで構築されたホームページは、バージョンアップを避けて通れない。多くのバージョンアップは、バグ修正やセキュリティ修正であるためバージョンアップを行わないとハッキング被害に合う。

多くのユーザーは、これからコンテンツマーケティングを実践するHPに舵を切るだろう。その時必要なツールは、CMSである。CMSはシステムである。バージョンアップは必須である。

この常識をこれからのユーザーに知らしめなければハッキング被害は無くならない。

 

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