Joomla CMSを使って民泊予約サイトを作るには?

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海外からの観光客が増え続けている。既存の宿泊施設ではこれから増え続ける外国人観光客を収容できないことが明確だ。誰もが考えるのは、空き家を宿泊施設にする事と民泊だ。政府は、ホームスティ型民泊サービスを登録申請だけで許可するようだ。通常は、旅館業法を満たす宿泊施設でないと旅館業ができない。ホームステイ型民泊は、新しいビジネスチャンスを生み出す。

海外の観光客が直接宿泊予約ができる仕組みが求められる!

一番簡単な民泊予約方法は、Joomlaで構築されたサイトにPayPalクレジット決済機能のボタンを貼り付けてやる方法である。この方法は、民泊させる部屋やアパートが1つの場合である。ホームステイ型民泊サービスを始める家主さん向けのやり方である。

民泊の部屋やアパートが複数部屋以上有る場合は、JoomlaのBookingエクステンションを追加して本格的な旅館業務をウエブで行うことになる。無料と有料ライセンスのエクステンションがある。Joomlaのサイト内からBookingエクステンションを検索して導入できるのでお好みでどうぞ。

Joomlaを使って英語と日本語のバイリンガルサイトを構築するのは、それほど難しいことではない(Joomlaサイト構築経験者であれば)。海外からの観光客向け民泊予約サイトで難しいのは、サイト運営者に英語力を求められることだ。お問合せ対応、問題発生時の対応、色々な相談事など。 

宿泊者の宿泊予約機能とスケジューリングは、ほとんどのBookingエクステンションモジュールで対応している。安心して使えるのは、有料ライセンス版のBookingエクステンションである。使い方が分からない場合でのサポートが充実している。此が無料版であると全て自分で勉強しなければならない。慣れないBookingエクステンションを使い慣れるまで時間がかかるだろう。システムでのメニューや説明表示は全て英語になる。 

海外観光客のための民泊予約サイトの構築と運営は、時間をかければ自然と慣れてくる。一番の問題は、宿泊施設の運営である。ホテルや旅館と違って一般の家主が空いている部屋やアパートを民泊施設として貸し出すのでお客対応で分からない点が多く発生する。

盗難、危惧の破壊・破損、火災、周りの住民からのクレームなど気を遣うべき事が沢山見つかる。当然、宿泊施設の規模が大きくなればなるほど専任担当者で民泊ビジネスを運営せざるを得なくなる。一般法人が民泊ビジネスを始めるときは、専任の担当者を置く必要がある。それも英語力上がる担当者でないと運営そのものが難しい。それが出来るか、どうかだ。

政府が推し進めるホームステイ型民泊サービスで有れば、ほとんどが一部屋での対応になる。この場合のリスクは、海外から泥棒がお客としてやって来る可能性が多いのでお客の選別が一番難しい。24時間支度に居ないと宿泊客が居なくなると同時に貴重品や現金などがなくなっているというケースがある。海外での民泊ビジネスでは、窃盗や盗難事件が多い。 

多くの観光客は中国、台湾、香港、シンガポール、韓国などの東南アジア隣国が多い。これからヨーロッパ、ロシア、北米などからの観光客も増えてくるだろう。日本人は、見知らぬ人を家の中に入れると言う事に慣れていない。日本社会は昔からかぎ社会ではない。一般家庭では、特に、田舎では自宅に鍵をかけなくても安心して寝ていられる。この感覚で海外からの客人を家の中に宿泊させるのはリスクが高すぎる。 

民泊予約サイトを作る事が出来ても実際のオペレーションで壁にぶつかる場合が多い。鍵あり社会の客人がかぎ無し社会の日本人とどう向き合うかだ。

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