胡散臭い、怪しげな一攫千金の情報サイトがたくさんインターネットにある。その情報を信用するか、しないかはその情報を見た人に任せられる。
見る目がある人は、リスク評価ができる。ギャンブル的な要素が高い情報、ねずみ講的な情報、MLM的な情報、ちょっと有り得ないような高金利の利息情報、簡単にお金儲けができる情報など色々と探せば出てくる。
藁にもすがるような人は、こんな情報に釣られてしまう。
「うまい話には気をつけろ!」
これは事実である。この世の中にうまい話などないと思って生きて行った方が堅実だ。
儲け話は、決して公開されない。特に、インターネットでは公開されない。公開する儲け話の情報は、その情報を公開することで利益を得るための餌である。仕組まれた悪意ある情報である。
常識として、他人に儲けさせるような情報は見返りがあって初めて開示される。他人よりも自分が儲かるほうが良いに決まっている。だから、儲け話が他人に伝わるようにするのは、儲け話をする人が儲かる仕組みがあるからだ。
儲け話は決して表面化しない。自分が儲かるビジネスや方法は、決して話さない。話すときは、そのビジネスが下火になっているときだ。
一方で堅実なビジネス情報は、ある。直ぐには儲からないが、地道に努力をしながら検証する事で儲かるビジネス情報である。例えば、インターネットビジネスの分野でオンラインショップビジネスがある。
誰でもが大きな投資をしないでオンラインでお店を開店できる。
ただし、直ぐには儲からない。
オンラインショップで儲かるようになるには、インターネットの仕組みとインターネットのお客の心理、ニーズを理解するための試行錯誤、辛抱が求められる。
一攫千金を求める人は、途中であきらめてしまう。もっと、簡単に儲かるビジネスを探し始める。
あきらめないでオンラインショップでの経験を積んで行くとお客を集めるために何が必要でどうすれば良いかが分かって来る。それがわかって来るまで試行錯誤の連続だ。
誰でもが直ぐに参入できるビジネスは、参入障壁が低いので当然競争が激しい。一般的なやり方では、差がつかない。差別化は、自分が持っている知恵でしかできない。
知恵は、長年の経験と挑戦から生まれるのではないか。あきらめないで追い続けることで求める知恵に突き当たる。その努力をしないでビジネスで大儲けは難しい。
お金の匂いがする情報は、知恵がある人に言わせればゴミ情報である。表に見えるきらびやかさは、獲物を誘い寄せる魅力でしかない。ダイヤの原石は、光らない。拾った人が磨いて付加価値を出す。
インターネットには、ダイヤの原石情報がたくさん置かれている。誰でもそれを拾うことができるのだが。その情報を磨いて付加価値をつける努力がなされていない。
情報に付加価値をつけれるのは、私たち人間だ。コンピュータが行う機械的な情報の集積や仕分けだけでは付加価値は生まれない。
お金の匂いがする情報は、私たち人間が情報を磨いて初めてお金の匂いが出始める。
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