Movable TypeとWord Pressのホームページで共通している問題点

Movable TypeやWord Pressのブログシステムを使っている会社がJoomla CMSに乗り換えてきている傾向がある。色々聞いているうちにこんな問題がこの2つのブログシステムで発生していた。

MTやWord Pressの共通な問題点

Movable Typeで作成されたホームページでページ数が200ページ以上になると記事の更新作業に必要以上の時間がかかり何も仕事が出来なくなる。MTは、一度、作成したページを動的ページから静的ページに作成し直すために待たされる場合が多い。なぜ、ページ数が多くなるとシステムが応答しなくなるのか良くわからないが、サイト運営担当にとっては使いものにならないという印象を与える。

Word Pressは、動的ページでそのままページを表示するのでMTと同じ問題は数百ページ程度のサイトでは発生しにくい。ただし、1万ページを超えると対応できなくなるという。つまり、大規模サイト向きではないかもしれないということである。

MTもWord Pressもウエブデザイナーやウエブ制作会社が好んで使うツールである。その理由は、サイトのカスタマイズが必ず発生してサイト運営者が自分でカスタマイズできない領域を提供するためである。そこに彼らの存在感がある。

あるお客様の言葉を借りると、MTもWord Pressも自分の好みにしようとサイトをカスタマイズし始めると際限なくウエブデザイナーや制作会社に投資し続けざるを得なくなる。つまり、変動コストが継続的に発生してしまうということのようだ。

そこで、固定費で色々なことを自分でカスタマイズできるJoomla CMSにその欲求を満たそうとしたようだ。使える機能が標準で色々装備されているのでシステムの操作さえ学べばウエブデザイナーや制作会社に依存しないで情報発信やカスタマイズが出来るというメリットがある。

ただ、

Joomlaは、どうしてもシステム保守をしっかりやらないとその利便性を維持できない。それさえ任せる会社があれば、問題はない。

===>Joomla CMSの最適な利用法

 

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