System-Homepage_cacheというプラグイン
Joomlaには、応答スピードを速くする仕掛けが色々備わっている。その中の一つにPage_cacheというシステムプラグインがある。
Page_cacheプラグインは、初期設定でOFFになっている。このプラグインをONにするとサイト全体のページすべてをキャッシュすることになり、色々と不具合をもたらすことになるからだ。
例えば、
- ページを閲覧したヒット数をカウントできなくなる
- 特定モジュールで表示している画像が表示されなくなる
- ページキャッシュの量がHDD容量を圧迫する(全部のページキャッシュだから)
このHomepage_cacheは、特定のページだけをキャシュする仕組みを提供するプラグインである。標準で提供されるJoomlaのPageCacheプラグインと違ってPageCacheするページを指定できる点で利用価値が高い。
{jb_iconic_arrow}{/jb_iconic_arrow}ホームページで一番ヒットされるページは、トップページである。
Joomlaや他のCMSは、全てのページをプログラムで自動生成する。内容が変わっていなくても同じ内容のページをプログラムが自動生成するためどうしても応答スピードを遅くする原因になる。
Joomla管理画面の基本設定にあるキャッシュ機能は、指定時間内しか生きていないため期限が切れるとページを自動生成するが、PageCacheはページが更新されるまで過去に生成されたページを使って表示する。
{jb_iconic_truck}{/jb_iconic_truck}訪問客が最初に訪れるトップページだけは応答スピードを他のページよりも早くしたいというニーズに答える目的でHomePage_cacheプラグインが生まれた。
このプラグインを使用するとこんな違いが生まれる。
Homepage_cacheなしの場合:
Processing Time: 1.354 seconds / Memory Usage: 10.31 MB (10,814,760 Bytes) / Database Queries: 77 Queries Logged
Homepage_cacheありの場合:
Processing Time: 0.353 seconds / Memory Usage: 4.01 MB (4,202,216 Bytes) / Database Queries: 8 Queries Logged
4倍弱のスピードアップが期待できる。Homepage_cacheプラグインは、3つのページURLをプラグイン内で指定できる。
私のサイトも早速導入してトップページとその他2ページの応答スピードを早くした。
Joomlaサイトのトップページだけをこのプラグインの対象にするには、Priority One Cache URLを下記の画像のように何も入力しないようにする。
(注意)Systemプラグインの一番最後にこのsystem-homepage_cacheプラグインを設定して下さい。
ダウンロード先=>Homepage_cache(Joomla 2.5専用)
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