自社ホームページを必要と思わない経営者たち
サイト構築をビジネスにしている人たちは、最初からホームページは必須であると思い込んでいる。私もそうであった。
営業をしている内に多くの中小企業の経営者は、必ずしもホームページを必要と思っていないことを感じる。
つまり、
ホームページに投資しても見返り効果を明確に肌で感じられないと思っているようだ。
{jb_warning}投資対効果が分からない!!{/jb_warning}
今までホームページ無しでビジネスを展開して回っている会社の経営者ほどこの傾向が強い。同時に、ホームページのことをよく理解できない年齢の経営者が多い。
最近の起業家は、まず、自社のホームページに投資することから始まる。インターネットでの看板として名刺をお客さんに渡す時にホームページで自社のサービスや内容を理解していただく事ができるウエブツールである。
これをやらないと自社の存在を証明する物がなくなる。少なくとも、会社としてこの世の中に存在するという情報を発信する道具としてホームページが使われている。
営業するときでもホームページがあると何かと便利である。紙で制作した会社や製品パンフレットを持ち歩かなくてもノートPCやタブレットでウエブにアクセスして会社紹介や製品紹介が簡単に出来てしまう。
こんなメリットが有るのだが、多くのホームページは情報を綺麗に発信するということでウエブデザイナーやウエブ制作会社に依存しているためにお金と時間がかる。これがネックになっている場合が多い。
ウエブで情報発信をすることにお金と時間が発生しないウエブツールが有るのだがそのようなツールへの投資対効果がよく分からずにいる。
売り込みの営業では、中小企業の経営者はどんなに良いウエブツールであっても耳をかさない。ウエブに投資するならば、別のことに投資を優先してしまう。良く分からないウエブよりも経験値がある通常媒体の宣伝ツールに。
海外市場への情報発信
中小企業に海外市場への情報発信を勧めているのだが、多くの会社は情報発信を英語でする前に海外視察に出かける。又は、海外で開催される展示会に自社製品サンプルを出展してしまう。
上記に投資するお金があるならば、海外向けウェブサイトを制作して情報発信をしたほうが持続的宣伝効果が生まれると話している。
日本語だけのホームページは海外のお客さんに検索されない。
少なくとも自社製品と会社説明ぐらいは、英語で情報発信をしていると海外からお問い合わせがやって来る。その可能性は非常に高い。
日本語のホームページである場合は日本語がわかる海外の方のみ。英語と日本語のバイリンガルサイトであれば、英語がわかるお客さんであれば誰でもアクセスが出来るようになる。
自らビジネスチャンスを作る行動を取ることで可能性が広がるという事実を知らない。
うちの会社は国内のお客様だけで持っている会社であるから海外市場は考えていないという会社もある。この主張がいつまで続くか疑問である。
中小企業の経営者は、出来るところから将来のビジネスの布石を打っていく姿勢が必要だ。英語での会社説明と自社製品やサービスの説明ぐらいは最低でもウエブで情報発信をしてほしい。
通常宣伝媒体や海外視察で発生したコストで十分対応が出来る。一度作成してしまえば、しばらくは様子を見ることができるし、決してなくならない。英語での情報をちょっとづつ増えやしていけば自ずと英語での検索にヒットしてくる。
海外進出は、まず、海外のお客ありきで始まる。向こうからお客がやってきたほうがビジネス展開はやりやすいし、良い条件で交渉が出来る。
ウエブツールを国内と海外市場への宣伝媒体という位置づけで活用していただきたい。
その時に、
出来るだけ情報発信にコストが発生しないCMSツールを使うべきだろう。
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