Joomla(ジュームラ)CMSの評価は何を求めるかで決まる!
Joomla 2.5が現在正式なバージョンである。商用サイトで使う場合は、2.5バージョンを使うことをお勧めする。
Joomla 3.xバージョンが登場しているが検証バージョンであるためバグやセキュリティの脆弱性が潜んでいるため実験サイトとして使うのであれば問題ない。最先端なJoomlaの機能を楽しめる。
好評なJoomlaの使い方
Joomlaは、ウエブの専門家がページ作成するようなホームページシステムではない。一般ユーザーが自分で直ぐにコンテンツ作成ができ、ページを公開できる仕組みを提供するホームページシステムである。
この意味合いで、
自社の社員が複数人でタイムリーにページ作成を行い、情報発信を行う会社に高い評価を受けている。その理由は、システム操作とページ作成が一般人受けしているからである。
更にこんなニーズを満たしたい会社や団体にも高い評価を受けている。
- 多言語、マルチディバイス(スマートフォン、タブレット、PC)自動対応
- 一般ユーザーと会員ユーザー向けに独立したメニューやコンテンツを同時に提供したい(社団法人、学会、財団法人など会員を抱えている組織)
- 情報のアーカイブサイト(調査結果や継続的なレポートを成果として公開する義務がある組織)
- 情報発信を行う人が日本人だけでなく外国人でもある会社や団体
- 特定分野の製品やサービスのプロモーション
- 世界各国にある支店の担当者が直接現地の情報を発信する会社
- 会社ホームページの担当者との引き継ぎで問題を抱えている会社
一方で、
Joomlaを使ってサイト構築を行おうとする人は、Word Pressのようなブログシステムとは違う難しさと日本語情報の無さで「使えない!」という印象を持つ人達もいる。
つまり、
Joomlaでサイト構築が出来上がっている場合は、誰にでも簡単にホームページ運営が出来るのだが、サイト構築という局面ではあまりにも難しいという現実がある。
最先端を行くJoomla 3.xバージョン
海外からの観光客や海外市場開拓のために日本の情報を発信したい会社や団体は、Joomla 3.xを使えば、簡単に多言語自動対応のサイトが出来上がる。インストール過程で一度に多言語対応設定できる。
システムのバージョンアップがサイト管理画面でワンクリックで出来る。システムだけでなく使っているエクステンション(コンポーネント、モジュール、プラグイン)も同様にワンクリックで出来る。
標準でスマートフォン、タブレット、PCに自動対応するレスポンシブデザインになっている。
PCだけでなくタブレットでページ作成、システム操作が自由にできる。
Front-endサイトでメニュー、モジュール、ページ編集がページを見ながら出来る。
複数のページ編集エディターをお好みで各ユーザーに設定できる。タブレットやスマートフォンに適したエディターに自動対応する。
ウエブでの情報発信をタブレットで行いたいという会社は、Joomla 3.xの正式版3.5バージョンが登場した時に会社サイトに導入するとその利便性が高く評価されるだろう。
Joomlaは、スマートフォンやタブレットで情報発信を簡単に出来る仕組みに進化してきている。ページ作成という視点ではなく、コンテンツの質を高めるための利便性も考慮した仕組みへ向かっている。