コンテンツの質、情報の内容が求められる時代
ウエブで情報を発信する道具(ツール)が増えて来ている。
- 無料ブログサービス(サービス提供者が広告収益を得るために提供)
- 無料ASP簡単ホームページ作成サービス(有料サービスを販売するために機能を下げたサービス)
- 無料ブログシステム(レンタルサーバーにインストールできて管理運営が出来る方向け)
- 無料CMSシステム(レンタルサーバーにインストールできて管理運営が出来る方向け)
このような状況でもウエブデザイナーが手で作成する看板ホームページ、ブログシステムサイトも存在する。
つまり、
ウエブで情報発信をする上で専門知識や専門家の力をあまり必要としないHPが生まれてきている。
ここで、ウエブに対する価値感で選択が生まれる。自分でツールを使って情報発信をする選択をとるのか、専門家にウエブ制作を委託してイメージを重要視するホームページを求めるかだ。
私の考え方は、イメージは普通でも良いからお客さんが求めている情報をたくさん簡単に早く発信できる仕組みのホームページが一番重要であると思っている。
ホームページ全体のイメージは、料理の飾り付けでしかない。お客は、美味しい料理を食べたい。どんなに綺麗に飾り付けをしても出された料理の味が悪ければ、二度とそのお店にやって来ない。
ブランド意識が強い大企業のサイトでもホームページのあり方についての価値感が違うとコンテンツ重視のサイトに成って行く。ほとんどの日本の大企業のサイトは、イメージ重視なのが現状だが米国ではコンテンツ重視になってきている。
イメージは体裁として良いが、お客の気を引き続けるには情報の量とコンテンツの質がどうしても伴わないとお客の心を捕まえられない。
ウエブで情報発信するツールが簡単に手に入る時代であるが故、これからのウエブ戦略は発信する情報の量と質に向かう。
究極論として、あと10年以内にウエブデザイナーという職業はホームページを作るのではなくデザインで付加価値を生み出す通常のデザイナーとして生まれ変わるのではないだろうか。
つまり、
ツールに付加価値のデザインを追加することで今までやってきたコーディング作業がなくなり、本来のデザイナーの仕事がウエブで生まれてくる。
お客は、ツールの効果的な使い方を勉強して発信する情報の量と質に時間やお金を投資する。そんな時代がもうそこまで来ている。
ホームページの印象とコンテンツの質のどちらをとるべきか
ツールを使った情報発信(コンテンツマーケティング戦略)をするならば、コンテンツの質と量を選択する。
ホームページの印象に価値を置くならば、時間とお金を投資して専門家に委託するサイト運営を選択する。
人任せの情報発信は、綺麗だがパーソナリティーがなくて面白くない美人になる。
自分たちで発信する情報サイトは、洗練されていないかもしれないがチャーミングな女性になる。チャーミングなサイトは、お客の心に残る。心に引っかかるパーソナリティーがコンテンツに埋め込まれているからだ。
人間は、人間に恋をする。会社が発信する情報は、その会社の特徴や良さを社員がそのまま感情を持って表現できる。それ故、面白い。綺麗だがパーソナリティーがない面白くないサイトと一線を画しする。
このサイトも自分で情報発信しているが故、個性が出ているサイトになっている。
お客が求めている情報がここにあれば、また、お客はここにやって来る。このサイトは、お客の問題を解決するヒントやソリューションを提供し続ける。そして、お客は継続して情報を求めてやって来る。これが固定客にするプロセスである。
これからウエブで情報発信を開始する会社は、コンテンツの量と質に集中できるツールを選んで自社の担当者(複数人)に会社をアピールする記事を書かせるコンテンツマーケティング戦略を実践すべきだと私は考える。
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