会社ホームページを多言語化する時に問題になるお問い合わせフォーム
多言語化された会社ホームページの製作過程で問題になるのが、お問い合わせフォームの多言語化である。
日本語と英語のバイリンガルサイトであれば、英語ができるウエブデザイナーや翻訳者に依頼すればなんとかなるのだが、言葉がタイ語、インドネシア語、マレーシア語、韓国語など多言語に及ぶとウエブ制作会社で対応が出来なくなってしまう。
お問い合わせフォームを作るプログラミングが出来てもそれを表示させるテキスト言語がCGIやPHPソフトに反映できない。
CMSを使えば、それが一瞬で解決できる。
日本生まれのCMSでは対応が難しいが、多言語環境で開発されたCMS、例えば、Joomla(ジュームラ)CMSであれば標準で多言語自動対応のお問い合わせフォーム機能が備わっている。
中国語 お問い合わせフォーム
イタリア語 お問い合わせフォーム
ベトナム語 お問い合わせフォーム
Joomlaでサイト構築をすれば、バイリンガル機能付きサイトが自動的に出来上がる。他の言語は、言語追加管理画面で必要な言語をワンクリックで導入すれば良い。後は、システム操作で多言語対応の設定を行うだけである(熟練者に依頼したほうが問題がない)。
多言語追加管理画面
他の言語追加は至って簡単であるが、多言語サイトにカスタマイズするにはJoomlaでサイト構築するためのスキルが求められる。素人では出来ない。
一度設定されれば、システム操作の基本だけを学べば誰にでも簡単に各言語でページ作成が同時に行える。日本人担当者(東京本社)、中国人担当者(北京支店)、ベトナム人担当者(ハノイ支店)が同時に自分たちの言語でページ作成ができるのが、Joomlaのメリットと特徴である。
お問合せフォーム