Joomla1.6 RC-1がリリースされました。
このリリースは、実際のサイト構築用途に使わないでください。あくまでも評価版としてお使いください。
Joomla1.6正式リリースは、2011年10日に予定されています。ただし、セキュリティーや新たなバグ修正などが発生してリリースが遅れる場合があります。正式にJoomla1.6がリリースされても隠れたバグや不具合が発生しますのでしばらくはJoomla1.6とはどの様なJoomla CMSなのかを研究されると良いでしょう。
Internet Business全般に関する情報コラムです。
ホームページを持っていても上手く使えていない会社が沢山あります。最新のインターネットビジネスの流れを見失うと集客が難しくなります。時代は、ターゲット客層が喜ぶコンテンツを定期的に発信するホームページが検索エンジンに優遇、取り上げられます。
このリリースは、実際のサイト構築用途に使わないでください。あくまでも評価版としてお使いください。
Joomla1.6正式リリースは、2011年10日に予定されています。ただし、セキュリティーや新たなバグ修正などが発生してリリースが遅れる場合があります。正式にJoomla1.6がリリースされても隠れたバグや不具合が発生しますのでしばらくはJoomla1.6とはどの様なJoomla CMSなのかを研究されると良いでしょう。
Joomla 1.6 RC1が12月13日頃にリリースされる予定になっている。世界中のJoomlaユーザーがこの日を待っているのだが、RC版でサイト構築をして良いものであろうか。
通常、RC(Release Candidate)はまだバグ出し段階にある。この状態でサイト構築をした場合、色々な問題に遭遇する。
RC1からRC10まで行くかもしれない。多くのユーザーがRC版に触れることで発見されていないバグが発見されてバグ修正版となってRCがリリースされ続ける。
Joomla 1.6 Stable Versionがリリースされてもしばらくは実際のサイト構築(クライアントサイト)はやらないほうが得策である。自分のサイトであれば、問題が発生してもたいした被害にはならない。
RC版は、まだ、Betaリリースの延長線上にあるので過度な期待は持つべきではない。Joomla 1.6 Stable Versionがリリースされても解決されていない問題がたくさんある。Joomla 1.6専用のテンプレート、Joomla 1.6専用のExtension、そして、1.5から1.6へのマイグレーションツールである。
Joomla 1.6は、Joomla1.5をそのまま継承していない。そのため、今まで利用できた機能が利用できない場合がある。1.5から1.6にアップグレードした時点で「しまった!」とならないように十分検証する必要がある。
クライアントによっては、Joomla1.6にアップグレードしない方が良い場合がある。大きなバージョンアップには、過去のしがらみを捨てることの後遺症がある。それがクライアントのサイト運営で影響が大きい場合は、Joomla1.5のままにして置く方が良い。
Joomla 1.6 Release Candidate 1まであと4つバグを潰さないとリリースされないそうだ。運がよければ、Beta 16のリリースがRC1になるかも知れない。一応、12月13日がRC1のリリース日になっている。
RC1がリリースされても安心が出来ない。バグは、存在するからだ。RC1のリリースでより多くのJoomlaユーザーが触り始めるのでバグ発見が急増する。
したがって、
Joomla 1.6の正式版のリリースは、来年の春当たりかな。それまでRC1からRC5まで続くかも。
Joomla.orgで使われているメニュー表示だ。
マルチコラムでメニュー項目が見やすくなっている。Joomlaのテンプレート制作ビジネスをしている会社は、この方向に向かっているようだ。
こんなデータがある。ヨーロッパで利用されているオープンソースCMSでJoomlaがTop No.1になっている。
ヨーロッパ各国での市場占有率は、こんな感じだ。
Joomla CMSを使ったウエブサイト構築でいつもお問合せ客に説明しなければならないことがある。
有料ライセンスのCMSシステムソフトは、ライセンス料金だけでも非常に高価であるという事実を認識していただいていないお客様が多い。まず、有料ライセンスCMSでのサイト構築の料金構成から説明してオープンソースCMSの料金構成と比較することから始まる。
ライセンス料金がある、ないだけでこんなに違うということを理解して頂くことで同じベースに立つ事が出来る。
CMSシステムでのウエブサイト構築は、専門家のノウハウと作業工数、ウエブデザイナーのテンプレート制作、コンテンツページ作成、拡張機能の追加と検証などが含み一般のクライアントが自分で出来ない。ここにサービス提供会社の価値がある。
CMSシステムでサイト構築を行うときは、お客様にライセンス料金の分だけ安くなるという事実を理解していただきサービス提供会社の価値を納得していただく。
料金のお見積もりは、クライアントの要望を聞いてJoomla CMSの標準機能だけで構築できるサイトなのかどうかを見定めて工賃を算出する。
一般的なCMSサイト構築では、最低でもこんな感じである。会社によっては、サイトディレクション費用、企画費用、システム操作マニュアル作成費用、システム操作トレーニング費用などお見積りに入る場合がある。
ウエブサイト構築で大事なのは、使用するCMSが有料であろうとフリーであろうと関係なくクライアントの要望と価格を満たすものでサイト構築が出来ればそれで良いと思っている。
クライアントの予算が限られていればそれにあったサイト構築を行ってステップ毎に追加料金を頂いてお客様の要望を満たすやり方も出来る。
サイト構築にかかる手間隙は、サイト企画の助言、SEO対策、サイトの規模、難易度、サイト構築作業時間、デザイン、操作教育、システム保守、サーバー管理、コンテンツページ作成など多岐にわたり受託会社の負担が多い。この負担を軽く出来ればその分だけ価格は安くすることが出来る。
クライアントが何処まで自分でできるかが価格設定でキーになる。
自分で出来ない事を依頼するのであるからそれに見合う料金は当然生まれる。その料金がクライアントの予算と合うか合わないかだけである。
どの世界でも社会でも、「安かろう、悪かろう」の常識は理解できるだろう。よく言われるのは、常識的に考えてあまりにも安すぎるサイト構築料金は何か裏があると疑われることだ。
CMSでサイト構築を受託する上で最低の料金はある。ビジネスを継続していくための最低料金である。その設定料金がサイト構築会社によって温度差があるだけである。
安さを追求しすぎると色々と制限があるサイト構築になるので注意が必要だ。