Internet Biz.コラム
Internet Business全般に関する情報コラムです。
ホームページを持っていても上手く使えていない会社が沢山あります。最新のインターネットビジネスの流れを見失うと集客が難しくなります。時代は、ターゲット客層が喜ぶコンテンツを定期的に発信するホームページが検索エンジンに優遇、取り上げられます。
Joomla1.6では、標準で多言語対応が出来ます。前提として、各言語パッケージをシステムにインストールする必要があります。Joomlaじゃぱんユーザーグループでは、まだ、日本語パッケージのテストをしています。そのため、英語版のJoomla 1.6をインストールしてテスト版の日本語パッケージをインストールすることになります。
取り敢えず、日本語と英語のバイリンガルサイトは上記の設定で簡単に出来ます。簡単というのは、ある程度Joomla1.6の操作が分かっている人にとって簡単という意味合いです。Joomlaに初めての方は、対象外です。試しに、バイリンガル設定をJoomla1.6デモサイト(当社デモサイト非公開)でやってみました。
左のメニューにランゲージスイッチの国旗アイコンが表示されます。Joomla1.6では、訪問者のブラウザーデータから国籍を判断して自動的に英語、又は、日本語ページを表示してくれます。日本からアクセスがあれば上記の日本語ページが表示されます。英語圏からのアクセスであれば、下記のような英語ページを表示します。
このような設定を行うには、いくつかの手順を行う必要があります。メニュー管理画面で日本語メニューと英語メニューを作成する必要があります。日本語メニューの設定は下記の画像のようになります。
英語メニューの設定は、このようになります。
まだ、設定すべきことがあります。Joomla1.6ではJoomla1.5と比較して多言語対応の拡張モジュールをインストールする必要がないことを説明しました。
Joomla1.6 RC-1がリリースされました。
このリリースは、実際のサイト構築用途に使わないでください。あくまでも評価版としてお使いください。
ダウンロード Joomla 1.6 RC-1
Joomla1.6正式リリースは、2011年10日に予定されています。ただし、セキュリティーや新たなバグ修正などが発生してリリースが遅れる場合があります。正式にJoomla1.6がリリースされても隠れたバグや不具合が発生しますのでしばらくはJoomla1.6とはどの様なJoomla CMSなのかを研究されると良いでしょう。
Joomla 1.6 RC1が12月13日頃にリリースされる予定になっている。世界中のJoomlaユーザーがこの日を待っているのだが、RC版でサイト構築をして良いものであろうか。
通常、RC(Release Candidate)はまだバグ出し段階にある。この状態でサイト構築をした場合、色々な問題に遭遇する。
RC1からRC10まで行くかもしれない。多くのユーザーがRC版に触れることで発見されていないバグが発見されてバグ修正版となってRCがリリースされ続ける。
Joomla 1.6 Stable Versionがリリースされてもしばらくは実際のサイト構築(クライアントサイト)はやらないほうが得策である。自分のサイトであれば、問題が発生してもたいした被害にはならない。
RC版は、まだ、Betaリリースの延長線上にあるので過度な期待は持つべきではない。Joomla 1.6 Stable Versionがリリースされても解決されていない問題がたくさんある。Joomla 1.6専用のテンプレート、Joomla 1.6専用のExtension、そして、1.5から1.6へのマイグレーションツールである。
Joomla 1.6は、Joomla1.5をそのまま継承していない。そのため、今まで利用できた機能が利用できない場合がある。1.5から1.6にアップグレードした時点で「しまった!」とならないように十分検証する必要がある。
クライアントによっては、Joomla1.6にアップグレードしない方が良い場合がある。大きなバージョンアップには、過去のしがらみを捨てることの後遺症がある。それがクライアントのサイト運営で影響が大きい場合は、Joomla1.5のままにして置く方が良い。
Joomla 1.6 Release Candidate 1まであと4つバグを潰さないとリリースされないそうだ。運がよければ、Beta 16のリリースがRC1になるかも知れない。一応、12月13日がRC1のリリース日になっている。
RC1がリリースされても安心が出来ない。バグは、存在するからだ。RC1のリリースでより多くのJoomlaユーザーが触り始めるのでバグ発見が急増する。
したがって、
Joomla 1.6の正式版のリリースは、来年の春当たりかな。それまでRC1からRC5まで続くかも。
Joomla 1.6 Beta 15 Full packageのダウンロード先
Joomla.orgで使われているメニュー表示だ。
マルチコラムでメニュー項目が見やすくなっている。Joomlaのテンプレート制作ビジネスをしている会社は、この方向に向かっているようだ。
続きを読む...
こんなデータがある。ヨーロッパで利用されているオープンソースCMSでJoomlaがTop No.1になっている。
ヨーロッパ各国での市場占有率は、こんな感じだ。